ベルリンの旅 〜音を浴びる〜

そう、ベルリンに電車で旅行に行ってきました!


かの有名なベルリン大聖堂(工事中)



ミュンヘン・ベルリン間は高速新線が去年開通して電車で4時間で行けるようになりました。それまでは6時間以上かかったそうですよ。

さて、夕方近くに到着してベルリンでまずやることと言ったら…ユニクロで買い物でしょ!!!!! ベルリンフィルですね!!!!

旅行一週間前にハッと気がついてチケットを探しましたがすでに売り切れ。
これはベルリンフィルをなめていたと思い色々リサーチした結果、当日の開演前に並ぶと立ち見席が格安の10ユーロほどで売られることがあるとのこと。それを狙ってコンサートホールが開館する1時間前に並びに行きました。




並ぶっていうか人いませんでした。




しばらくしてちらほら立ち見狙いの人々が現れ、並ぶでもなくドアの前をウロウロしていましたが、そこへ短パンの老紳士が一人現れチケットがどうのこうの(ドイツ語)。
彼が自分が持ってるチケットを売ろうとしてると気がついたときには、時すでに遅し。すでに横の女の子二人が一人35ユーロほど払って買い取っていました。
きゃっきゃラッキーだね〜と言いながら去っていく女の子たち。



ま、負けた。。

出典:「カッコカワイイ宣言」(1)


その日は、6月にもかかわらず30度を超える夏日。夏服を持って行ってなかったのでユニクロいきました。早くレストランにでも入って乾いた喉を潤したいところでした。


他にチケット売ってる人いないかなと待っていると、一人の女性が現れチケットを3枚売りたいとのこと!

一人20ユーロで2枚購入しました。



その前にアジア人中年男性が英語で立ち見席について私達に質問してきていて、発音から絶対日本人だと思っていたので状況がつかめていない彼に、チケットを売っている人がいますよと伝えました。
彼も購入したのを見届け、開演は一時間ほどあとなので「それでは」と別れようとすると、

おじさん「あぁ、行きましょう!」
Aoi「え?あっ!あの私達今から夕食食べに行くので、席も隣ですしあとでお会いしましょう。」
おじさん「うん、ついていくから食べに行こう。どこいくの?」
Aoi「ぉお~?そ…うですね。」

押し切られました。岩手県からいらした方で、定年退職後ひとり旅をよくしているそうです(奥様は歩きたくないので旅行を一緒にしてくれないらしいです。)


そして夕食も一緒に食べ、なんやかんやでホールへ!

なんと!!



オーケストラの真後ろ2階の最前列ど真ん中!
指揮者を正面から見れる位置は初めてだったので興奮しました!
曲目は…

Smetana:  „Die Moldau“ Grieg:    Klavierkonzert a-moll Mussorgsky:  „Nacht auf dem kahlem Berge“ Glier:    Konzert für Koloratursopran und Orchester Ravel:    Bolero

うーん、最☆高でした!Raseruも思ってたより聴いたことのある曲が多かったのと、普段は見れないパーカッションがよく見れたので楽しめたようでした。おじさんはボレロから寝ていましたが

グリーグのピアノ協奏曲のピアニストは村田理夏子さんという日本人女性の方でした。とっっっっても格好良かったです。拍手喝采でした。

どれも良かったのですが個人的にはラヴェルのボレロが一番良かったです。単調なスネアドラムのリズムから始まり、少しずつ異なった楽器構成によってメロディーが作られていく過程が、「オーケストラってこうやってできているんだ」と感じさせてくれるが素晴らしいです。バレエも動画で見たことありますが生ではないのでいつか観てみたいですね。


おじさんとは観覧後に別れました。「旦那とお幸せに!!」


だ…だんな!笑 

短い間ですがお会いできてよかったです。また世界のどこかで会うかもしれませんね。
別れてからお互い名前すら話していないことに気が付きましたがまぁ良いでしょう。



次回はベルリンの旅〜財布をスられる〜 乞うご期待!!!!!!!!!!




Comments

Popular Posts