無職脱出
13日の金曜日ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
どうせmeme作るならもっと難しい数式使えよって言いたくなりますね
今朝同僚に「13日の金曜日だね!」
っと話しかけたら、
「Oh yeah. Do you believe in it?」と聞かれ、
「No.」
「(じゃあ何だよという眼差し)」
で会話が終わってしまいました。
そう、先週から働き始めました。いぇーい!
机からの眺め
私は、アメリカで働いていた時に自分でAndroid アプリ開発を勉強して、その分野でのインターンシップも経て今の仕事を見つけました。
面接はアプリを作る課題だったり質問だったりで、面接官もAndroid Engineer Managerで「Junior Android Engineer(経験の浅いAndroidエンジニア)として頑張ってね!」と言われてたので、いよいよ自分のキャリアが始まる!とそれはそれは楽しみにしていました。
初日、オリエンテーションが行われた部屋にそれぞれのチームメイト(部署の同僚?)が新人を迎えに来てくれます。たまたま横に座っていた人もAndroid Engineerということでじゃあ一緒だね、と二人でAndroid teamの人についていくと、
「Nice to meet you Aoi, but I don't know if you are in our team」
「ふぁっ?( ;^ν^)」
しょうがないのでキョロキョロしていると、面接官ではなかったが名前は知っている人が登場し、チームのところへ連れて行ってくれました。
チーム名は「◯◯Cloud Team」!!
…あれ?なんかAndroid関係なさそうな…?と思ったものの一通り自己紹介を済ませ、みんなでランチ行ったり交流を深めましたが、数日くらいしてやっぱりなんか思ってたのと違うし、私って何なんだろう??
と思ったので、面倒を見てくれる同僚と上司の所に、私の立ち位置について聞きに行きました。
結論から言うと、私は(Full Stack) Software Engineerとして採用され、会社で一番古くて中心的なエンジニアチームに居るということです。
同じ分野じゃない読者の方はなんぞ?って感じだと思いますが、要するに特にAndroidとかiOSとかWebとかFront-end, Back-endなどなど専門があるわけではなく、全部やるソフトウェアエンジニアです。
私はSoftware Engineerとしてはまだとても新米ですし、まだこれが専門!というのがないので、Androidを伸ばしていこうと思ってました。
けど自分が全くわからない分野で言語すら使ったことないチームに結果的に配属されていました。
言語ってのはもちろんプログラミング言語のことで私が仕事で使ったことあるのはC++とJavaですが、ここはScalaを中心としてJavascriptやPythonなどなど(!)色々使うそうですよ。
この状況を受けて私は…
…期待が不安に勝ちました(^^)
まぁ本当に何もわからないので不安であることは超不安なのですが、こんないい機会はないし、会社もそれをわかって採用してくれているので勉強したいだけすれば良いのです。お金貰って勉強できるなんて最高か!
そして嬉しいことにチームメイトがみんなすごくいい人(私以外全員男)で、会社でWorkshopなりTalkなりがあると「これ勉強になると思うよ」と私を連れて行ってくれたり(多すぎて私はどれに参加できるのかわからない)、「自分がScala勉強した時に使った本だよ」とか気にかけてくれ、私の机には本が積まれて最高の勉強環境ができています。
今日は、私の教育係のエンジニアがいなかったので、ほぼ自習でしたが、他のエンジニアが「◯◯がいなくてひましてない〜?質問ある〜?」とか「この仕事簡単だから手伝ってみる?(結果的にそんなに簡単じゃなかった)」とか話しかけてくれたので色々勉強になりました。
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昨日は2週間に一度あるチームミーティングがありましたが、このミーティングはRetro (retrospective)と呼ばれていて、チームのあり方について振り返り今後を決めていくミーティングです。
最初に前のRetroの議題を振り返って2週間で改善されたかを確認します。それが終わると、一人ひとりポストイットの束とペンを渡され、五分でチームに関してポジティブなこととネガティブなことを書いていきます。
そして一人ひとり1分時間を与えられ、ホワイトボードのポジティブ欄ネガティブ欄に自分の紙を貼って、プレゼンをします。
時間はダラダラしないために厳しく計られています。
だいたいみんな、ポジティブは嬉しそうに「チームが仲いい!」とか「新しい同僚たち楽しい!」とかニコニコ話すのですが、ネガティブはとても正直で「デイリーミーティングが長すぎてありえない。」とか「人多すぎてチーム分けたい」などなど上司を目の前にしてもいい意味で遠慮がありません。
そしてプレゼンが終わるとネガティブを種類分けし、どれを議題にするか投票をして、時間が許す限り(ミーテ自体は1時間)議論します。5分経つと、まだ議論を続けるか次の議題に移るかをぱっと指で投票(親指上か下か)する制度になっていました。
ドイツ人はものを直接的に正直に言うとこちらに来てから何回も聞きましたが、その文化が、職場にも反映されていることに感心しました。
感心すると同時に、アメリカで勤めていた日本企業で、「毎月行われるミーティングが長すぎる」とほぼ全員のエンジニア(15人ほど)が社長に訴え、解決策を提示したのにもかかわらず社長の「あれは必要だ」という一言で投票すらさせてもらえなかったことを思い出し悲しくなりました。
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とまぁちょっと細かい話になりましたが、元気にやっております。
毎日5時に退社して、走って語学学校に向かい授業を受けるという生活はなかなか疲れますが、語学はわりと癒しになってます。
雨が降ったり晴れたり、5度だったり20度だったり相変わらず予測不能な天気ですが総じてとっても過ごしやすいです。
今週は、イベントで電車に乗って湖に行くのでまた更新できたら良いな。
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