ビザをげっとおおおお!!!

部屋の中に閉じこもっていても季節の移り変わりを感じることのできる時期になりました。……お久しぶりです。

リビングの窓が美しいです。

さて、私が最近何をしていたかというと、就労許可証をついにげっとおおおおしました!
ここまでどれだけの時間と労力をかけたことか…



私と役所の長い長い戦いはドイツに到着したあの頃から始まりました(回想)

*ここからの情報は私の調査・体験を元にしているので一般的なビザの手続などの参考にあまりしないでください。わからないときは自分で調べましょう。

EU圏外から来た外国人のうち、日本・アメリカ・カナダ‥などなどの一部の国のパスポートを持っていると、ビザがなくてもドイツに入国し3ヶ月滞在することができます。
しかし、3ヶ月以上滞在しドイツ国内で就労する場合は、住民登録をし就労許可証を貰う必要があります。

まず到着して、長期に滞在するとわかっている場合は住民登録をする必要があります。
住民登録には、住居の大家が発行するResidence Confirmation(「この人は、この住所に住んでいますよ」と書いてある紙)が必要ですが、私の場合は、最初の一週間はAirbnbに泊まっていたためすぐに登録できませんでした。

でもすぐに働きたい!!ということで就労許可証だけ出すことはできないか行くだけ役所に行ってみました。

今日までドイツで過ごした経験上、ドイツの契約という契約はすべてです。
とりあえずなんでも印刷をして出すことが多いです。
しかし日本みたいに「ちょっとコンビニ行ってくるわ」的なノリで印刷できるところがありません。

役所に行った日は、私が役所の開館前から外の列に並び(朝7時半)、まだいたRaseruが離れた印刷屋的なところで残りの資料を印刷してくれていました。
この役所は友人に教えられていたところでしたが、いざ30分ほどして受付のお姉さんに就労許可証を申請しにきたと伝えると、

「え?ここじゃないよ?」


( ;^ν^)


私はここでショックを受けるでもなく、ただ「……始まったな…」と思いました。
(ドイツ在住の友人からドイツの役所はやばいとだけ聞いていた)

どこかの日本語か英語のサイトに、ミュンヘンにはBürgerbüroという役所がいくつもあって、どこでも就労許可がもらえます。て書いてありましたけど、です。

Bürgerbüroは住民登録はできますが、就労許可証は発行されません。
役所のお姉さんに正しいところを教えてもらい、Raseruに直接そちらで合流と伝えます。

さて、正しい建物に到着しました。先に到着していたRaseruがとった待ち番号は100番代でしたが(その時呼ばれていたのは50番代)、私達と同じく来る場所を間違えた男性が60番をRaseruに譲ってくれたそうです。
じゃあ全然待たなくていいじゃん!とニコニコしながら二人で待つこと20分、呼ばれて中に入ってお姉さんに就労許可証を申請しにきたと伝えると、




「え?この階じゃないよ?」


( ;^ν^)「…ぉ、おっけ~ぃ」





ということで教えてもらった正しい階で立って並ぶこと30分、窓口のお姉さんに就労許可証を申請しにきたと伝えると、





「え?この部屋じゃないよ?」


( ;^ν^)「…ぉ、ぉうふ」



やっとService for International Professionalsという正しい部屋を見つけてみると、
「あれ10人くらいしか並んでない。」
これなら1時間弱だな。とRaseruと話したりしながら待ちました。








2時間半後
ここだけ何故か番号制でなくみんな立って並んでいなければいけません。もう並んでいる人どうしで謎の信頼感が生まれ、何も言わないで列を抜けて水を買いに行ったり、トイレ行ったりして戻ってきてもさっき並んでた場所に戻れるようになっていました。(こんな信頼いらない

さてやっと自分たちの出番がやってきました。
部屋に入り就労許可証を申請したいとお姉さんに伝えると、


「就労許可証は住民登録してないと出せない。引っ越し明日なのはわかるけど住民登録は引っ越してからじゃないとやっぱり微妙だから明日戻ってきて。」



( ;^ν^)「…はい!…(まぁ知ってた)」


まぁ予想はついていましたがため息が出ました。


翌日。
私だけ朝6時半起きをし、7時には開館30分前のビルに到着。目に入った光景は…



つらすぎる。
レインジャケットは着ていたものの小雨が土砂降りになり、タバコを吸う人々に囲まれて待つのはしんどかったです。
開館したら、ここはドイツ人、冷静に順番通り進んでいくのかと思いきや、新年セールのおばさまの如く押し合い圧し合い徒競走のようでした

1時間ほど待ち、無事住民登録を終えました。このまま就労許可もと思いましたが、


「住民登録したけど、データすぐシステムに入るかわからないから来週戻ってきて。」


( ゜゜)「……はい(無心)」


ということで次の週。
もう色々すっ飛ばし待つこと2時間。お姉さんが私の資料が全て知っていることを確認するが、

「あなたが欲しいタイプの就労許可だと大学の専攻と職業が直接関係してなきゃいけないんだけど、物理とエンジニアって関係あるのかしら?


「Well....OBVIOUSLY

と言ってみますが、通用せず、どっか別の機関で調査するから2週間待ってと言われました。

Aoi 「…」
Raseru( ^ν^)「Aoi chan ganbatte!!!」(帰国)



その2週間がつい先週にやってきましたが連絡が来ないのでこちらから聞いてみると、「Everything is ready!」と信じて良いのかよくわからない返事。
次の日に意気揚々と朝7時半から受け取りに行くも、長蛇の列again。
2時間半後、


「今日はもう人多すぎるので、質問だけ受け付けます!待ち番号はもうありません。明日来てください。」


思わず、「…まじか。」と声に出してしまいました。


次の日は気合を入れて、社会人の少なそうな午後の部を狙い、オープン1時間以上前には到着し、一番乗り。
無事に番号もすぐにもらい、これでやっともらえるー!!とニコニコして待ちました。








3時間後(なんで?)





やっと就労許可証をゲットしました。やっと明日から働けます。
もうアメリカのDMVなんて可愛いもんです。




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